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日常を豊かにしてくれるモノ・コトの忘備録

Patisserie L'essentielle (茗荷谷 ケーキ)

丸ノ内線 茗荷谷駅から徒歩10分弱にあるケーキ屋。

 

こちらのお店のケーキは、甘さを控えめに、香りを引き立たせているのが特徴。

数回食べてどれも美味しかったので、まとめて10種類購入してみた。

 

 

・Choux à la crème(シューアラクレーム)

トンカ豆の香りを合わせたカスタードクリームが入っている。

(トンカ豆には、杏仁や桜の葉の香り成分であるクマリンが含まれる)

シュー皮には砂糖と砕いたアーモンドが乗っていて、さくりとしつつ、内側はもっちりとしている。

トンカ豆から杏仁っぽさを感じるが、バニラにも似ていてカスタードとマッチしている。

 

・Niçoise(ニソワ)

ココナッツムース、トロピカルフルーツのジュレ、バジル。

バジルの香り、トロピカルフルーツ(パッションフルーツ?)の程よい甘酸で口の中が爽やか。

真夏でもサラッと食べれる軽さ。かなりバジルが効いているので、苦手な方は避けるべき。

 

・ Cassisier(カシシエ)

カシスクリーム、チョコスポンジ、スターアニス

スターアニスの独特な香り。自家製ジンジャエールに使うこともあるが、一般的にはスターアニスは聞き慣れない人が多い気がする。

チョコのほろ苦さとスターアニスの香りが合うのは知らなかった。

 

・Citoron praline(シトロン プラリネ)

レモンクリーム、ヘーゼルナッツのフィヤンティーヌ、しょうが。

生姜の香りはそれほど強くなく、序盤から最後までほんのりと香る。

全体的にあっさりとした味わいだが、サクサクのフィヤンティーヌが面白い。

 

・Forêt noire(フォレノワール)

ショコラとヴァニラのクリーム、キルシュ漬けのさくらんぼ。

調べてみるとフォレノワールとは直訳で"黒い森"を意味し、キルシュ漬けのさくらんぼを使った一般的なケーキのよう。ちなみに、キルシュとはさくらんぼリキュールのことらしい。

フォークを入れると横に飛び出すくらいクリームが軽い。

ショコラの重さとクリームの軽さの組み合わせが面白く、美味しい。

食べ進めていくと重厚なショコラを少し重く感じるので、小腹が空いた時に食べるのが良さそう。

 

・Rhum raisin(ラムレザン)

ラム酒のムースとショコラのクリーム、漬け込むラムれーずん、ラムとヴァニラの香り。

ラムの香りがぷんぷん。

フォレノワールのクリームがエアリーなのに対し、こちらはもっちりとしつつ軽いムース。

 

・Saint-marc(サンマルク)

ショコラとヴァニラのクリーム、黒胡椒の香り。

 

・Floraison(フロレゾン)

フランボワーズのムース、フランボワーズのジュレ、ピンクベリーの香り。

(フランボワーズ:フランス語でのラズベリー)

中にピンクペッパーが入っている。

 

・Pistache(ピスターシュ)

ピスターシュ.jpg

ピスターシュのビスキュイ、ピスタチオのムース、キルシュ漬けのさくらんぼ。

(ピスターシュ:フランス語でのピスタチオ)

ピスタチオを使うと味が重くなりがちだが、さくらんぼを入れることで最後まで美味しくいただける。

 

・Ardèche(アルデッシュ)

マロンとカシスのケーキ。

大好き。

 

www.lessentielle.info